2009年01月13日

アルコールの功罪

寒い日が続きますね。
こんな日は、美味しい肴をつつきながら、燗したお酒でも飲みたくなります。
昔から「酒は百薬の長」と言われている通り、適度な飲酒は日頃の緊張から解放され、食欲増進し、血流も良くなります。
血液中の善玉コレステロールの値が増えるという、報告もありますし。
但し、ここでのアルコールは、酒類でれば何でもOKという訳ではなく、糖類特にブドウ糖果糖液や香料、防腐剤、保存料など大量に添加された粗悪なアルコール飲料は除外します。

一方で、過度の飲酒は、肝機能障害、アルコール性肝炎ひいては肝硬変、胃炎・膵炎、脳萎縮などの臓器障害や、生活習慣病につながります。
逆に栄養が偏り、お酒でカロリーは十分にとれているようでも、低栄養に至る場合もあります。
アルコールが体内で代謝される過程で、中間代謝産物のアセトアルデヒドが、生体にとって有害であるのは、二日酔いで苦しんだ経験のある人にとって、身にしみてお解かり頂けると思います。
また有害な活性酸素が発生し、血管や細胞へのダメージを与えるので、加齢(老化現象)を促進するのは、言うまでもありません。
アルコール分解のために、体内で酵素も大量に消費されます。

そして、何より忘れてならないのは
アルコールは依存性がある
ということですね。
以前勤務していた病院(内科)に時折、急性アルコール中毒やアルコール性肝障害で入院される方がいらっしゃいました。
当然、院内でお酒は飲めない為、依存症のある患者さんの場合、禁断症状に苦しむ事になります。
一般の入院患者との、共同生活は困難になり、やむを得ず、他の精神科併設の施設へ、急遽転院された方もおりました。

「お酒は程ほどが一番」って事ですね。
適量で切り上げられたら、まったく理想なんだけど・・・
アルコールの大脳皮質抑制効果で、理性も飛んでしまうので、酒好きにとっては、外的・物理的(金銭的でも)制約がかからないかぎり、ほろ酔いで切り上げるのはかなり難しいです。

対策案として、
「家では絶対に飲まない」
「飲みに行くときは財布に少ししかお金を入れておかない」
「日曜日は休肝日にする」
「ヤケザケはしない」
「おつまみは栄養バランスに気をつけて選ぶ」
「好きな人、もしくは緊張を要す人(失態を見せられない相手)と飲む」等など

マイルールを決めるのも一つの案ですね。
上手にお酒と付き合って行けたら、人生が更に豊かになりそうです。

ちなみに上の例は、度重なる酒宴での失敗を反省した私自身が、何度か試したルールです。


posted by めあり at 22:56| Comment(0) | 嗜好品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。